今回は車体側のブレーキランプ+ウィンカーのLED化です。
ブレーキランプはトランクのランプをLED化した時と同じやり方になります。
なので以前と同じ回路をまた製作いたします〜
私は行き当たりばったりで作るので、回路図など書いてもいないので一から出直し?で少々面倒です。
前回の回路よりコンパクトになっています。
今回の課題はウィンカーのLED化です。
普通に電球を外してLEDをたくさん並べて繋げるとハイフラッシャーになってしまいます。
プリメーラの場合ウィンカーの電球は12V/21Wなので12Vの時に1.75A流れます。
LEDでこの電流を流すような回路にすると最大約400個光らせられます。
しかしレンズ内に400個も収まりませんし、お金も無ければ意味もありません。
私は片側50個LEDを使うことにしました。LEDの最大定格が30mAまでなので約25mAで使います。
これだと約0.3Aくらいしか流れません。省エネです。
しかし、電流があまり流れないと電球が切れたとき(0A)に近い状態になるのでハイフラッシャーになります。
自分的にそれは格好良いのでいいのですが、右折待ちで昼間からカチカチなっているのもいかがなものかと・・・
そこでハイフラッシャーとノーマルと切り替えられるようにしました。
LED化をしてノーマル点滅にするには、電球のときのように電流を流せばよいのです。
電球は12Vで1.75A流れるので約6.86Ωということになります。
21W以上耐えられる約6.86Ωの抵抗をLEDと並列に接続すればハイフラッシャーにはなりません。
今回は抵抗がなるべく熱くならないように20Wで18Ωの抵抗を並列にして40Wの9Ωとしました。
抵抗値が少し大きいのは、LEDの回路の抵抗の分、そしてノーマル点滅も少しは速い方が良いな〜的な発想・・・
実際、この値でノーマル点滅とほぼ変わりませんでした。ちゃんと法律の1分間に60〜120回に収まっています。
ハイとノーマルを切り替えるためにリレーを使いました。
あまり大電流が流れるスイッチを車内を引っ張りたくないので・・・
取り付けに入ります。
まずランプがセットされているレンズ裏のカバーを外し、そのカバーについている電球のソケットを取っ払って
配線をカバーの裏に出してギボシを付けます。写真のように。
次にウィンカーのLEDをレンズのユニットにぶち込みます。そして軽くテープで固定し、何かを詰めます・・・適当。
本当は硬いスポンジ?ウレタンなどを詰めたい所ですが、手持ちが無かったので新聞を・・・・
赤LEDの基板をカバーに固定します。一応ネジ固定です。
このカバーをレンズのユニットにぶち込んで、LEDからでている配線と車体の配線、減光装置(写真下)に接続します。
そいで、適当に車体の内張りにウィンカー点滅切替え装置と減光装置を固定致します〜
最後に点滅切替え装置から線を車内に引っ張っていき、スイッチを取り付けます。
この配線を車体のアースに落とすとハイフラッシャーになります。
この線には大電流はながれず、約30〜40mA程度なので安全です。
私は後部座席の灰皿の中にスイッチを仕込みました!
部品 | 規格 | 値段 |
L-513LE1T | 高輝度LED赤625nm 1200mcd 80個 | 前回の残り |
L-513LY4T | 高輝度LED黄590nm 1100mcd 100個(片側50個) | 700円 |
LM2940CT12 | +12V低損失レギュレーター 4個 | 400円 |
TA7805F | +5Vレギュレーター | 70円 |
PIC16F84A | PIC | 在庫 |
2SC2120Y | Pc=800mW 2個 | 60円 |
LM358 | OP コンパレーターとして使用 | 在庫 |
セラロック | 10MHz | 在庫 |
ダイオード | 普通の整流用? 2個 | 在庫 |
その他 | もろもろ | わからない |