初版'04年12月15日
更新'05年1月30日
更新'05年3月28日

電子工作LED


今回は車体側のブレーキランプ+ウィンカーのLED化です。
ブレーキランプはトランクのランプをLED化した時と同じやり方になります。
なので以前と同じ回路をまた製作いたします〜
私は行き当たりばったりで作るので、回路図など書いてもいないので一から出直し?で少々面倒です。

前回の回路よりコンパクトになっています。
今回の課題はウィンカーのLED化です。
普通に電球を外してLEDをたくさん並べて繋げるとハイフラッシャーになってしまいます。
プリメーラの場合ウィンカーの電球は12V/21Wなので12Vの時に1.75A流れます。
LEDでこの電流を流すような回路にすると最大約400個光らせられます。
しかしレンズ内に400個も収まりませんし、お金も無ければ意味もありません。
私は片側50個LEDを使うことにしました。LEDの最大定格が30mAまでなので約25mAで使います。
これだと約0.3Aくらいしか流れません。省エネです。
しかし、電流があまり流れないと電球が切れたとき(0A)に近い状態になるのでハイフラッシャーになります。
自分的にそれは格好良いのでいいのですが、右折待ちで昼間からカチカチなっているのもいかがなものかと・・・
そこでハイフラッシャーとノーマルと切り替えられるようにしました。
LED化をしてノーマル点滅にするには、電球のときのように電流を流せばよいのです。
電球は12Vで1.75A流れるので約6.86Ωということになります。
21W以上耐えられる約6.86Ωの抵抗をLEDと並列に接続すればハイフラッシャーにはなりません。
今回は抵抗がなるべく熱くならないように20Wで18Ωの抵抗を並列にして40Wの9Ωとしました。
抵抗値が少し大きいのは、LEDの回路の抵抗の分、そしてノーマル点滅も少しは速い方が良いな〜的な発想・・・
実際、この値でノーマル点滅とほぼ変わりませんでした。ちゃんと法律の1分間に60〜120回に収まっています。

ハイとノーマルを切り替えるためにリレーを使いました。 あまり大電流が流れるスイッチを車内を引っ張りたくないので・・・

取り付けに入ります。
まずランプがセットされているレンズ裏のカバーを外し、そのカバーについている電球のソケットを取っ払って
配線をカバーの裏に出してギボシを付けます。写真のように。

次にウィンカーのLEDをレンズのユニットにぶち込みます。そして軽くテープで固定し、何かを詰めます・・・適当。
本当は硬いスポンジ?ウレタンなどを詰めたい所ですが、手持ちが無かったので新聞を・・・・
赤LEDの基板をカバーに固定します。一応ネジ固定です。

このカバーをレンズのユニットにぶち込んで、LEDからでている配線と車体の配線、減光装置(写真下)に接続します。

そいで、適当に車体の内張りにウィンカー点滅切替え装置と減光装置を固定致します〜

最後に点滅切替え装置から線を車内に引っ張っていき、スイッチを取り付けます。
この配線を車体のアースに落とすとハイフラッシャーになります。
この線には大電流はながれず、約30〜40mA程度なので安全です。
私は後部座席の灰皿の中にスイッチを仕込みました!

部品規格値段
L-513LE1T高輝度LED赤625nm 1200mcd 80個前回の残り
L-513LY4T高輝度LED黄590nm 1100mcd 100個(片側50個)700円
LM2940CT12+12V低損失レギュレーター 4個400円
TA7805F+5Vレギュレーター70円
PIC16F84APIC在庫
2SC2120YPc=800mW 2個60円
LM358OP コンパレーターとして使用在庫
セラロック10MHz在庫
ダイオード普通の整流用? 2個在庫
その他もろもろわからない

減光装置にPICを使っていますが、タイマICか論理ICでマルチバイブレータを作れば簡単に作れます。
その方がバグなどが無いので良いと思います。
今回は何と!回路図とプログラムがあります!どうぞ召し上がれ〜
ブレーキランプ回路図 '05/3/28 ウィンカー回路図


'05/1/30
1ヶ月くらい経ちますが、ブレーキとスモールの違いがわかりにくいと言われたので
走行している状態を後ろからみて見ました。するとスモールの状態が明るすぎると感じたので
ブレーキが30倍になるようにスモールを暗くしました。
それと、寒い日にウィンカーがハイフラッシャーになってしまう現象がおきました。
おそらくリレーのなかのコンデンサかなにかの容量が気温で変動したため、電球より抵抗値が少し大きいので
ハイになってしまったのかと・・・
仮説ですが、点滅時間は負荷(電球)の抵抗値で徐々に変化するのではなく、抵抗値が低いか高いかの
基準値を超える超えないの判定をしてノーマル点滅とハイ点滅を切り替えるようです。
なのでリレーを改造しない限り点滅時間の微調整は出来ないようです。
なのでそのうち抵抗値を18Ω並列の9Ωから15Ω並列の7.5Ω、または12Ω並列の6Ωに変更する予定。
改訂版プログラムPIC16F84A 10MHz

'05/3/28

季節は春になり花粉が飛んでいる今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
色々分けあり、HPネタが無いのでウィンカーのダミー抵抗の交換を行いました。
寒さが和らいだので、「寒い日にウィンカーがハイフラッシャーになってしまう現象」
とやらが起きないので、症状が感知したかどうかは不明です・・・
抵抗値が変わったので上の回路図も更新しておきました。以上!

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