初版'05年9月25日
KOYO 2層アルミラジエタ


Z32は熱対策と軽量化が最重要、とよく言われてます。
Z32のツインターボ車はラジエターは厚さが25mmで、シルビアより約10mm厚いです。
しかも市販車ではまれなクロスフローのラジエターが採用されています。
クロスフローは、ラジエター内の水の流れが上から下ではなく、横方向になります。
結果、ラジエターを通過する時間が長くなり、冷却効率を高めることになります。
しかし残念ながら、エアコンつけて首都高を軽く流すだけで、すぐに100度を超えます。
そのためか?ラジエターキャップが純正で1.2Kg/cuが付いています。
水温が上がるとECUがエンジンを守ろうとして点火時期をずらすのでパワーが落ちます。
温度が上がると燃費は良くなりますが、パワー的には80度くらいがいいようです。
以前HP10でFISCOで走ったとき、水温が上がりすぎて1LAP全開走行出来ないことがありました。
ただでさえ熱が厳しいので、サーキットを走るのにZ32はラジエター交換は必須なのです。
で、交換するのはいいのですが、ラジエターを選ばなくてはいけません。
相談したところ、真鋳容量アップ程度ではほとんど意味がないとのコト。
Z32は軽量化も重要なので、なるべく重くしないためにアルミラジエターを選択しました。
予算25万でとりあえず探してもらいました。結果

ARCアルミ3層 25万
HKS関西アルミ3層 11万
KOYOアルミ2層 8万

ブーストアップくらいまでならKOYOアルミ2層で大丈夫だろうとのことで
KOYOアルミ2層をつけることになりました。


before

after

before

after

作業はかなり面倒だったようで、純正ラジエターを抜いて、KOYOを入れようとしたら吸気のパイピングに当たって入らない。
しょうがないのでパイピングを外してやったそうです。でも純正交換の工賃でやってくれました!

インプレッションですが、筑波山に行って走って見ました。
ノーマルのときは片道走りきるまもなく水温が100度を超えていたのですが、往復して95度くらいなので
冷却性がかなりUPしました。が、一緒に走ったスープラは90度・・・・ノーマルラジエターなのに・・・
やはりエンジンルームが狭いのが原因でしょうか。エアロボンネットにした方がいいのかな?

パーツ仕様値段
ラジエターKOYOアルミ2層65000円
工賃ラジエター脱着14700円
 特別値引-652円
合計 83000円

ラジエターの純正ステーが使えなくなった関係で、ボンネットを支える棒が固定できなくなり、いちいち棒を外して使っています・・・

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