初版'06年11月3日
更新'07年4月30日
LEDリアフォグ&バックカメラ


世の中にはリアフォグというものが存在する。
それはフロントのフォグ同様、霧が出た際、後方から来る車に存在を知らせるためのものだ。
リアはテールランプ同様、赤いランプを使う。
私がリアフォグの存在を知ったのはグランツーリスモやっていて、BCNR33後期のリアの右側だけ夜のステージだと赤く光っていた。
初めはバグかと思っていたが、リアフォグだったのだ。
BNR34もZ33の右側がリアフォグになっている。バックランプの片側を潰してリアフォグが基本のようだ。
ちなみに光るのはGT2までかな?さっきGT4でやっても光らなかった。

だが、上記車種にて実際に点灯しているところは見たこと無かったりする。欧州車でたまに見るけど。(フォルクスワーゲンが多い気が・・・)
R32などでBNR34チックにバックランプをリアフォグにしているのを見て「ん、これなら車種を問わずできるぞ!」と思いまして、
Z32でバックランプの一つをリアフォグにしている方がいたのでそのアイディアをパクることにしました。

まず、センターガーニッシュ?ていったかな。テールランプの真ん中の部分を取り外します。
8mmのナット6個とセンターにツメがあるので内張り剥いでからそれを外すだけ。
で、外したら今度はリアフォグにする部分のレンズを外し、塗装します。
外さなくても裏から塗れば赤くなりますが、両面塗ったほうが綺麗かと思い、私は外して両面ぬりました。

構造上、裏からレンズを抜くことが出来ないので、はまっている部分をカット&除去し、無理やり裏から抜き取ります。

レンズがなくなるとクリア。このままLEDを仕込むとインパクトがあっていいのですが、多分後ろの人が直視して苦情が・・・

今回塗装にタミヤスプレーのクリアレッドTS-74で塗装しました。薄いので数回重ね塗りしました。

本当はレンズ全体を照らせるようにLEDを配置したいのですがクリアランスが無く厳しい。
斑になるのもイヤだったので思い切ってわざと一部分が光るようにしました。
そこでLEDが裏に来ない部分はアルミテープを貼り、反射板仕様です。

後は気合でレンズを元の位置に戻します。レンズは抜くのも入れるのも大変(笑

LED実装基板。今回使用したLEDは照射範囲が少ない15°の10000〜14000mcdと超高輝度なものを8個。
発光部全体が照らされるように60°の1500〜2500mcdのLEDを4個で計12個使用。
基板にはアルミテープを貼り、ショートしないようにLEDの足の部分は逃げるように除去。

15°のLEDは最大電流50mA。60°は75mAと両者パワー型。たった12個なのに約175mAと贅沢。

1mmくらいのアルミ板をはさみで切ってリフレクタを作成。基盤とアルミ板をホットボンドで固定してとりあえず終了。

お次は題名にもある通り、バックカメラ計画です。
バックカメラくらい市販品の買って使えよって感じですよね。自分、不器用ですから〜
で上の写真、左から白黒CCD(俗に言う赤外線)、CMOSピンホールカラーカメラ、カラーCCD、カラーCCD
お値段が3400円、750円、7200円、5970円
今回バックカメラように小型の7200円カラーCCDを買って来たのですが、なんとカメラテスト中に
静電気!?で7200円が御釈迦に・・・ ついでに買ってみたCMOSの750円のカメラ使ったろうかと思いましたが
絞り調整がないので夜間使用不可能&左右反転機能も無いのでバックモニターにならん・・・
しゃあないので走行会撮影に使用しているCCDをばらして使うことに。(5980円の奴)

リアフォグ同様、無理やりレンズを外します。

外したレンズにカメラのレンズが覗けるための穴を開けます。今回10mm。
ついでだからレンズをスモークに塗ろうかと思いましたが、時間がもったいないので却下。

CCDカメラ、リアフォグスイッチング&電源基板、CCDカメラ電源基板のずべてをホットボンドで固定!

もうグチャグチャ〜 リアフォグスイッチング&電源等の回路話は後編で。

どうです?なかなかいい感じだと思いませんか?

いつもカメラがあなたを狙っていますぞ〜

ここまでパーツ購入に秋葉2回行き、作業日数3日です!うう〜時間が・・・
それではラスト1日の作業を簡単に。

残るは車体に取り付け、電源、スイッチの設置をすれば完成となります。
今後取り外すことがあり得ると考え、まずリアガーニッシュと車体の間にコネクタを設置。
ついでにカメラの左右反転機能のON/OFFスイッチを設置。
今回使用したCCDには2倍デジタルズーム機能があるのでそれをON/OFFできるように配線を追加。
結果 電源、アース、ZOOM、映像信号、リアフォグの5本の線を4芯シールド線で引き回しました。
そしてオーディオのパネルにスイッチを2個取り付け、リアフォグの表示ランプを追加。

スイッチはすでに1つオーディオ用にあったので2つ横に並べて取り付けをした。
フォグランプの点灯用スイッチング回路は下参照。

旧回路
新回路

'07/04/30
リアフォグスイッチング回路の信号を「+12」→「車幅灯(新回路"small"参照)」へ変更。
車幅灯点灯時のみリアフォグ動作可。車検対応へ変更。

緑枠内がSWに空中配線。赤枠内がスイッチング回路。青枠内がLED基板。
※+12V電源ICの回路は省略してあります。車の電源は不安定なので+12の電源回路を組んでください。
※BATは車の電源ACCに接続。

取り付け完了約2時間後、ヤフオクで落札したテールランプのレンズが届いた。
そうです、リアテールランプ(ブレーキ&ウィンカ)LED化計画のためです。が、
ん〜しばらく触らないで置いておこうかな(苦笑
パーツ仕様値段
LED角型赤色LED OSHR7161D(5個入)60°1500〜2500mcd200円
LED超高輝度赤LED OSHR5111A−TU(15°)14cd(10個)200円
CCD超小型カラーカメラ1/4インチ26万画素CCD[MTV-54K0N]5970円
その他LM2940×2、TR、抵抗、基板、4芯シールド線、SWなど手持ち部品約1000円
合計 約7370円

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