初版'07年1月28日
最強コンビ Rdd & PFC


ブレーキ時の車体振動の件で片っ端から原因になりうる所を交換したろうかと。
使用していたBiotのローター、ヘアクラックが入ってきていました。
使えないような酷い状態では無いのですが、多少凹凸になっています。
しかし、普段待ち乗り等ではブレーキペダルを踏み込まず、軽く触れるようにブレーキをしていたのでローターの磨耗はほとんど無し。
にもかかわらず、ヘアクラック・・・
磨耗する前にヘアクラックが入っているんじゃ、困りますよね?
そこで、思い出した。国内のレース(Fニッポン、S耐、スーパーGT等)で使われているというRdd製ローター。
一般的に知られるメーカーだと、PMU、エンドレス、APといったところ。しかしRddはホームページすらない。
だが、有名どころ(M's、Revilfe S.A.、アンリミテッドワークスetc..)のチューニングショップが採用していたりする。
Rddのインプレを見つけて読んで見ると、PMUやエンドレスで入っていたヘアクラックが、Rddは全く入らないと言う。
Rddのローターは高いが、長持ちするため結果的にいいのでは?といったところ。
ローターにクラックが入るのは、走行後のクーリング不足が大きく影響するらしい。
確かに、Biotのローターで走行後、耳を澄ますとローターから「カチッン!カチッン!」と音がしていた。
そうならない為には走行後サーキット3周くらいクーリング走行するとか。普通無理だろ〜
というわけで、Rddへ仕様変更することに決めたのです。

次に、ローターやったらパッド新品だよね〜普通。
試したかったパッド、あるんですよ。レーシングドライバーが口をそろえて「いいパッド」というPFC!
うたい文句が「PFCはフェードしません」ですからね。まさにアホです。スペックは完全にSタイヤ以上用です。
結構PFC知らない人もいるかと思いますが、スーパーGTのほとんどのチームがPFCを使用しています。
PFCのパッドは2種類。ストリート用とレース用。ストリート用はあまり評判よくないです。
多分国内メーカーのストリート系のトップグレードより劣るでしょう。
で、レース用ですが、なんとGT等で使われているものと全く同じものなのです。
そんな最上級のパッドが手に入ってしまうのですから、使うしかないでしょう〜


ではインプレです。
まずはブレーキ時の車体振動の件。改善しませんでした。
で、慣らしを終わらせ走行会に行きました。
ドライだったのでABSを切って今回走行しました。するとブレーキ時の車体振動がおきなかった・・・(ABSが原因?)
ブレーキ性能のですが、とりあえず効きます。neovaではちょときき過ぎてロックしちゃうくらい。
何よりいいと思ったのが、温度が上がってきてもペダルのフィーリングに変化が起きない。
普通だと効きが甘くなったり、ペダルタッチがグニャっとしたりするのですが、それがありませんでした。
ブレーキが安心して踏めたため、全開走行が続き、エンジンブローにつながった原因かも・・・
パーツ仕様値段
Rddブレーキキットacre Rdd F50ブレーキキットφ355mm320550円
F50用FパッドH&N PFC 93材(PFC レース用)51660円
工賃ハブ交換直後の為、同時にやったオイル交換工賃のみ1000円
合計 321550円
Rddのローター、φ355mmの2ピースで定価片側一枚新品18万と超高級!
通販屋さんに相談したところ、ブラケット+ローターで見積もると左右で24万。ブレーキキットで買うと32万。(通販屋さん様様)
32-24=8万。新品キャリパー2個を8万じゃ普通買えませんよね。定価22万だし。
キットで買って8万以上でキャリパー売ればその方がお得。その為ブレーキキットとして購入しました。
今から思うとBiotって安かろう悪かろうかな。そんなに違うものだとは知らなかったからな〜
Rddだと標準でフローティングだし、レントゲンで検査してるって話しだし〜
F50など、ブレンボのキットの購入を検討している方はacreのRddのキットをお勧めします。
パッドはストリートならBiot結構よかった。acreのパッド性能は値段相応のようです・・・

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