改版'06年8月14日
初版'06年6月18日
調整式フロントピロアッパーアーム


ブレーキ交換する前からブレーキング時にハンドルがバタつく不具合があり、4月の走行会後車を見てもらった。
で、フロント左アッパーアームのブッシュがへたっていたため交換することにした。
フロントアッパーアームのブッシュは、この車の時代のフロントマルチリンク車両の弱点であったりする。
スカイラインはR33で大きく変更され、問題なくなっているが、R32、Z32、P10、P11などはこの持病を持っているため
走っている人だと1年もたない場合もある。そこで強化品を使うことにした。
強化品と言っても、強化ブッシュを使おうとすると打ち変えの工賃が高いので却下。
どうせなら調整式に使用と考え、探した。まず有名どころで「セントラル20」。
日本のレース界でZ使いといえば柳田氏。彼が立ち上げたショップが「セントラル20」である。
オリジナルの調整式アームを販売しているのだが、とにかく高い・・・
しかし、他に有名どころ、一流パーツメーカーはZ32用のアッパーアームなんぞ作っていない。
しょうがないのでヤフオクで検索。するとセントラル20の半額くらいの値段の調整式があった。
信頼性は怪しいが、お金が無いのでそいつを購入。いつもの所で取り付けをしてもらった。
その後テスト走行。ステアリングを切ったときのレスポンスが良くなっていた。ピロになると違うもんだな〜
しかし、問題のブレーキング時のバタつきが改善していなかった・・・即電話してみた。
もう一度預かって乗り回して調べてくれるとのこと。で、結果
「アライメント調整して完治せず、ローターとパッドなどの相性か?ピロ化による振動?」
ブレーキキットや、アッパーアームにしても、一部分を極端に強化しているのでなんとも言えないと言った感じ。
後日、他の用件で電話がかかって来たときに「関係ないと思うけどローター左右逆組みになってるよ」
って伝えたら組み替えてくれるとのこと。で、ただでやってくれた。ちなみに上のアライメント調整もただ。
なんで逆になってしまったかというと、最初スリットの方向を見て組んだけど、ベンチレーテッドのフィンの方向が
逆になっちゃうからフィンの方向で組み付けたとのこと。
フィンの方向はローター回転方向に対して空気が外に出にくい方向にして取り付けるのが○。
普通の感覚だとおかしいと感じるが、空気の速度が上がりすぎるあまり冷えないのか?
それとも冷えすぎてローターにクラックが入りやすくなるのかな?
'06.8.14
↑ローターの回転で空気が内側から外側に流れや数方向に取り付けるのがやはり正解でした…(いろんなHPで確認した結果)
各ブレーキメーカのHP、結構適当に作られているので注意してください。このローターは逆スリット仕様でした。

で、「組み換え後、ちょっと走ったけど振動無いみたい。」とのこと。で週末転がしてみた。
結果完治はしていない。ただ格段に振動が減ったのは確か。何よりブレーキコントロール性が向上したことに驚いた。
今まで初期制動力が強すぎてコントロールが難しかったのが改善。
スリットが逆だと制動力は強まるようだ。でもパッド減り早そう。振動出るし・・・
とにもかくにもこの症状、改善するのは大変そう。とりあえずフロントの足を固めてみるかな〜
ロアアームとテンションロッドのピロ化。ま〜ピロにすれば振動でなくなるわけじゃないだよね。
異常がない車の足固めたらブッシュよりピロのほうがダイレクトに動くから
今まで伝わってこなかったものがステアまで来たり…

パーツ仕様値段
アームアリストガレージ フロント調整式ピロアッパーアーム31500円
工賃フロント左右アッパーアーム交換20580円
合計 52080円

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