部品番号32010-AV970
見た事ある人はわかると思いますが、車のトランスミッションです。
わかる人はわかると思いますが、レリーズフォークが見えるのでMTだとわかるでしょう。

写真中央のゴールドの部分。ここでシフトチェンジが行われます。
わかる人はわかると思いますが、ワイヤー式です。
ちなみにP10のMTはワイヤー式ではなくリンク式？です。

写真中央、ネジ穴が二つ開いています。
ここにクラッチリレーズシリンダーが付きます。クラッチは油圧式です。
ちなみにP10のFF車はワイヤー式。P10の4WD車は油圧式です。

で〜このミッション、なんなんだ！って感じですよね？そうでもないか？では発表します！
これは現行のP12プリメーラのグレード20V、HP12プリメーラの6速トランスミッションだす！です。
残念ながら現在この20Vというグレードはなくなってしまったので、ありません。
よって、日産初のFF用6速ミッションは登場から数年で消えてしまったのでした。
この20VのエンジンはHP11でCVTとの組み合わせで不評だった？SR20VEエンジンをP12で唯一搭載し
しかも6速MTとの組み合わせで「スポーツ」を全面に出したグレードでした。
おそらく、プリメーラに乗っていてスポーツ走行を楽しむ人や、山を走る人、DIY好きの人なら考えるであろう。
日産車同士で同じエンジンなんだから、簡単に流用できんじゃね？みないな･･･
で、私もそんななかの一人でして。日産のFASTを使って色々調べてみました。
まず言える事は、エンジンとミッションは繋がります。SR20VEもSR20DEもブロックは同じなので。

次に、エンジン、ミッションマウントですが、おそらく要加工、又は作り直しです。
エンジンマウントはMT用をつければいいのですが、ミッション側の2つのマウントが恐らくあわないかと･･･
上の写真がマウント取り付け位置です。
そしてシフト関係ですが、上で説明したように、P10はリンク式に対して6速はワイヤー式です。ですが
ワイヤー式の車にリンク式を流用するよりは簡単だと思います。ですがポン付けではないことになります。
クラッチですが、P10の4WDモデル(HNP10)は油圧式なので、それを流用すれば難しくないのでは？と考えます。
最後にドライブシャフト。こいつが一番厄介かと。P10のをポン付けで付いてくれれば何の心配も無いのですが･･･
長さが違うと、シャフトの一部を作り直すことになるので大変でしょう〜