初版'05年9月3日

ここに来るまでの経緯


小学2年生のとき、父に買ってもらった半田ごて。15年モノか〜

電子工作には興味がありましたが、全然未知の世界でした。
高校から電気電子科で勉強していましたが、習っていることをどうすれば何が作れるのかがまったく見えませんでした。
ロジックICで回路を組んで電卓を作ろうと思えば作れるでしょう。
しかし、部品点数と回路構成を考えるだけでやる気をなくします。別に電卓作りたくないし・・・
マイコンに手を出さないと私がやりたいことは出来なかったのです。学校ではマイコンはやりませんでした。
マイコンの壁はもの凄く高いものと思っていました。
そして大学3年のある日、ワンチップマイコンというものの存在を知ったのです。

左上,右下:LAPタイマー 左下:LAPタイマー用センサー3種類
中央:没になったスピードメーター 右上:CONSULTメーター 一番右:没!CONSULT 7セグ版(16F628仕様)


回路だけ作ってやめちゃった7セグCONSULTメーターとテキストジェネレータを積んだ拡張版CONSULTメーター

そして初めて完全オリジナルの回路とプログラムで作ったのがサーキットのLAPタイマーです。(センサー部はパクリ!)
そのあとアセンブラの難しさで没になったスピードメーターなどがあります。
そしてあるとき追加メーターのCMX-100(自己診断コネクタCONSULT)って、作れんじゃね?って思いまして調べてみました。
世の中にはすごい方がいるもので、解析してデータを公開しているサイトがありました。
そこからリンクなどをたどったりして、パクリ物を作って動作試験をしました。
基本的にはPICのUSARTを使えるため、このモジュールが載っているPICなら結構簡単です。が、
うごかない〜みたいな。Cコンパイラが違う関係でうまく動かなかったり、LCDのライブラリが無くて自分で作ってみたり・・・
そんなこんなで、何とかテスト版は出来ました。開発環境が今回はCなので(パクッた関係で)頭を使わずに色々いじれます。
なので拡張版の開発に入りまして、PICでTV画面に文字を出すテキストジェネレータ とやらを作った方がいて
それをパクって、CONSULTの自作メータを合体して液晶に4データ、TVに9個のデータを表示できるものを作ってみました。
が、原因不明のノイズによりおしゃかに・・・欲張りすぎだったかな〜
で、ちょっと飽きてしまったんですが、HP10のメーター周りが寂しかったので今回、確実に動くものを作りました。
テスト版と違うところは、表示項目を1つ変更、PICのTXに付くトランジスタのチップ化、ワーニングランプ撤去ってとこです。
ベースが出来ているので、まだまだ拡張版に手を伸ばしていくと思います・・・


'05春の開発環境。20インチCRTがXPのPen4 2.4GHzメインPC。
15インチ液晶の方の本体が20インチの上にあるEPSONのPC-486MV。
こいつのスペックは優秀で、ペンティアムですらない!インテルDX2 66MHz!メモリー5MB!
なんせwindows3.1の世代ですから。98プログレスといって、NEC98互換機であります。
私のMS-DOSの知識はNECで育てられたので、PICのアセンブラをMS-DOSでやっていたので使い勝手が良かった。
一応、WIN95でメモリー16MB、IO-DATAのオーバードライブで133MHzにしてあります。
この2台のPC、何と両方テレビが見れます!EPSON機は94年製なのに!
今このEPSON機はNEC98マニアの方のもとにいます。なのでXPのPCですべてできるようになっています。
一番右の写真はデジタルオシロスコープ。5万円くらいの超安物。でも無いよりマシだから買った。
プリメーラのシートにのっていますが、今ここにはZの運転席レカロがあります。

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