FRPボンネット

泣いたのは私だけか・・

二日後
見てわかりますか?なんか粉吹き芋になってるでしょ?
周りの型からはみ出したFRPを切っている写真なんでけど
なんか粉吹き芋でしょ?
型から剥がすのに剥がれず、無理やり剥がしました・・
表面の樹脂が剥がれ、繊維が丸出しのざらざら・・・
鉄板から剥がすのとFRPからFRPを剥がすのでは
別物のようで・・
これが今回の最大の失敗です・・・・・・
アルミ板の部分は綺麗にはがれ、ツルツルなのに・・・
骨を剥がすのも大変でした。平面と3Dではわけが違うようです。
バキバキ割りながら剥がしました。FRPは補修が効くからといいながら・・・
補修するために作ってるんじゃないのに・・・
FRP側に塗料が剥がれて付いています・・・
ナットの裏側がずいぶん空洞になっているので補強します。
立てているボルトが外れなくならないようにワックスでコーティングします。
表面と骨の接合作業です。
ナットの部分は一番強度がいるため最低で4プライ
多いところは7プライくらいになっています。
骨の割れたところも修復しながら接合です。
グラスマットと樹脂で接合していきます。
バルクヘッド側のダクトです。骨と干渉するところは
バシバシ切って、接合しながら2プライくらいのせます。
外側の接合です。グラスクロスを間に挟んで樹脂を染み込ませていき
開かないようにガムテープで固定していきました。
そして、表面にもう一度樹脂を塗りました。剥がすの失敗したからね・・・
結果、表面は凸凹ですよ。へっへっ・・
HP10にはボンネットは入らないけど、ハッチバックの180SXには入ったので
兄貴の車でお持ち帰り。

翌日、紙やすりをセットするサンダーで全面を平らにしようと試みるが、3時間の戦いの後あきらめる。
翌日塗装する前に耐久試験をする。塗装代がパーになるのは御免だからだ。ボンピンを取り付け、夜の道を走る・・・
前の車が迫るが気合でアクセルを踏み続け164km/?を記録するがボンネットは大丈夫だ!
そして翌日、車用の補修スプレーをサーフェイサ2本、白5本、クリア3本買って塗装するがサーフェイサーと白3本を塗って
素材の違いからあらわれる色の違いと、凸凹が塗装でもごまかせないことを悟った私は塗るのをやめた・・・
ウォッシャーの穴もまだあけていないため現在は車検不適合。
ボンネットを閉めるときボンピンらへんが干渉して落とすようにしないと<ボンネットが閉まらなかったので
穴を拡大したら走行中にばたばた言い出した。
ボンピンをきつめにしてみたがまだ怪しい。180km/?OVERでもボンネットは壊れなかったがボンネットが膨らんで
ボンピンが運転席から見えなくなっていくのがわかる・・・
サーキットではガムテープでヘッドライト上をふさいで走ったらほとんどバタつかなかった。
この先どうすればいい?
市販のボンネットを買ったら今回作ったのは経験と金は無駄?
今回ので大体の注意点はわかったが、塗装する場合市販のようにゲルコート仕上げではないため色が違ってしまう・・・
自作のメリットは、自分で形を決められるところとコストにあると思う。P10は3社くらいしかボンネットを出していない。
しかもダクト付は2社。ダクトの大きさ、数、形は選べない。しかし自作なら時間があればどうにでもできる。
しかし完成度を求めると、ボディーと同色で塗りたいところだ。
さすがにカーボンボンネットをハイクオリティーで作るのは難しいし、失敗したときのリスクが大きすぎる。
そうなると、ワンオフで作ってもらうのが一番だ・・・



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