初版'04年10月27日
更新'05年1月30日

'05/3/28 NEXT
電子工作LED


セリカがついに事故ってしまいましたね〜
見事に私の見ている前でやってくれました。
そんなわけで彼はスープラに乗り換えたわけですが、相変わらず走っています。
そんなある日いつもの道を3往復して、タイヤがたれてきたので車を止め、タイヤの温度を手で確認すると
手に何か嫌な感触が・・・
手を見ると黒いグリスのようなものが付いているじゃありませんか!
ホイールハウスをよく見るとグリスが飛び散っています・・・
そうです、ついにドラシャブーツが逝ったのです!
そこで、いつものところで修理を頼んだのですが、今度はそこのあんちゃんの腰が壊れて修理延期・・・
なんだかんだで3週間ほど車が転がせない状態になってしまいました。

前振りが長くなましたが、今回はLEDブレーキランプです。
とりあえず実験としてトランクのふた側のブレーキランプをLED化しました。
LED化の注意点ですが夜300m昼間100m後方から点灯が確認できることと
スモールとブレーキランプが兼用の場合はブレーキランプはスモールの5倍以上の光度が必要らしい。
とまあ、他にも法規があると思います。
実際車検は目で判断するだけなようなのでなんともいえないですね。
そんでプリメーラはスモールとブレーキランプが兼用のタイプなのでLEDの光度を調整する必要があります。
この際に兼用じゃなく独立に変更するという手もありますが、スモールは車の外側より何mmみたいな規定があるので
ランプの配置が綺麗にいかないので私は兼用のままにしました。
今度は光度の調整の方法なのですが、

・LEDをスモールとブレーキでLEDの数を5倍にすることで調光する。
・LEDに流れる電流を制御し調光する。

この二つが妥当だと思いました。
LEDの数を5倍にするとなると基板上のLEDの配置など、悩む要素が多かったので却下。
LEDに流れる電流を制御して調光する方法を取りました。
今回使用したLEDは、電流の最大定格が20mAなのでブレーキ時に20mA。スモールはその1/5以下になるようにします。
実際に電流の制御は単位時間当たりの電流値を制御します。
ようはLEDにパルスで電流を流しONの時間とOFFの時間を制御し、減光させることになります。
パルス幅可変式、PWMって言うらしいです。よくわかんないですけど。
2.3kHzくらいで1:5の割合でONをOFFを作ってやったのですが、電球に比べるとスモールとブレーキの差が
あまりなかったのでプログラムを修正し、1kHzで4:26に変更しました。ブレーキがスモールの6.5倍になっています。


制御回路、配線、ヒューズ

配線取り回し

内側がLED

電球を取り、基板をタイラップ3個止め
写真でみるとLEDのほうが暗いように見えますが、写真ほどではないです。
デジカメが赤外線に反応しているので電球は赤を超えてオレンジになって見えますね〜
LEDの方が赤がすごく濃いです。
部品規格値段
L-513LE1T超高輝度LED赤625nm 1200mcd 200個(120使用)1050円
LM2940CT12+12V低損失レギュレーター 2個315円
TA7805F+5Vレギュレーター70円
PIC16F84APIC在庫
2SC2120YPc=800mW 2個60円
LM358OP コンパレーターとして使用在庫
セラロック10MHz在庫
ダイオード普通の整流用? 2個在庫
その他もろもろわからない

今回もPICで制御部を作ったので、左右のブレーキランプを個別に制御できる回路になっています。
回路にスイッチを足してプログラムをちょっといじればGTカーのNSXがピットロードで点滅させているのなんかは簡単に実現できます。
今後は車体側のランプのLED化+リアウィンカーLED化+ハイフラッシャーかな?

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